おばあちゃん初体験 施設体験に行ってきた
介護サービスを受けるためにおばあちゃんが施設体験にでかけました。
おばあちゃんにとっても、我が家にとっても初体験です。
今日はその様子をお知らせします。
こんにちは。親の介護に直面したりしながらも人生の後半を後悔しないように楽しく過ごせたらいいなと考え、人生後半からが楽しい!をライフワークにいろいろなことに挑戦しているsibasaki sakuraです。
僕も介護問題に直面して、本当に介護問題は他人事ではないと思っています。
今日はおばあちゃんが初めての体験。
介護施設への体験に行ったので、おばあちゃんの様子について書いていきます。
今回の施設体験は、施設の送迎付きでした。
前夜から準備万端整いました!
やはりそこは昔の人。きっちりかっちりしています。
前夜から必要な準備を整え、机の上においています。
最近、物忘れをすることが多くなっているのを気にしているので、初めての場所で粗相がないようにとの思いが強いのでしょうね。
このような様子を見ているだけで、介護サービスに申し込んで良かったなと実感します。
なぜなら、しっかりしようと自分で準備したり考えたりするからです。
少なからず、心配や緊張はあるとは思いますが、その緊張や不安も刺激になってよいのではないかと考えています。
おばあちゃんは緊張しています 施設体験当日の朝
当日の朝はとっても早起きのおばあちゃんがいました。
僕たちは仕事の関係で、いつも午前5時おきなのですが、おばあちゃんも起きてきました。
きっと緊張しているのだなと思います。
こんなに早く起きてきても準備も整っているのでやることはないのですが、居間と台所を行ったり来たりしています。
ソワソワした感じです。
刺激的で、いい感じですね。やはり人にはある程度の緊張感が必要なんだと感じます。
おばあちゃんの感想
施設の人に送られて帰ってきたおばあちゃん。少し疲れている様子です。
でも、娘(おばあちゃんにとっては孫)が「どうだった?」と聞くと
「楽しかった」
とは答えてくれました。
その後色々話を聞くと、場所的に遠く感じたのか、
「一日車に乗っていた感じ」
とか
「椅子が子供用みたいで、座っているのがつかれた」
もう体験はいいから近くの施設で良いと言い始めました。
気持は良くわかりますよね。
歳をとって疲れやすくなってますしね。
でも、もっと大きな問題は、実はコンフォートゾーンから出たくないということなんです。
介護サービスを使ってほしいですし、多少無理でももっと色々経験してほしいと思っているのですがね。
もう少し詳しく話すと、人は、年令に関係なく自分の居心地の良い場所(それがどんなに悪い環境・週間でも)から出たくないという心理が働きます。だから人は、自分だけでは人生を大きく変えられないのです。これが年をとってくるともっと難しくなります。
心を鬼にしてでもこのコンフォートゾーンから引っ張り出さなければ、ただ寝ながらテレビを見続けて終わる人生が待っているのです。
また、介護する側も、年寄を子供扱いにしないことは大事ですね。
帰ってきてからおばあちゃんは「子供用の椅子」と言っていましたが、段々と動けなくなったり物忘れが出てきても、人格はあります。
介護する側にこのような認識がないと、いろいろな事件・事故が起こるのではないかと思いますね。
今日の教訓
早めに介護サービスの大切さをアナウンスすることが必要だ!
介護者は、お年寄りを子供扱いしてはいけない!
これ大事です。はい。
まとめ
介護保険の申請し、介護認定も降り、いよいよ介護サービスを利用する段階になりました。
その前段として、今日は介護施設での施設体験の日でした。
前夜から準備をしたり当日の朝からソワソワしているおばあちゃんの様子を見ていると「かわいい」と感じてしまいます。
同時に、年齢に関係なく人は、生活の中にある程度の緊張感が必要なんだと改めて感じました。自ら気を引き締め準備したり緊張することで、気が張ったり生き生きととしますよね。
終わったらきっと疲れてぐったりしてしまうのかもしれませんが、気持ちの張りのためにも続けてくれたらいいなと思います。
それにしても、おじいちゃんはその間家で寝ながらテレビを見ているだけ。困ったもんだ!
それでは、また。