中高年に必要な防災対策とは?中高年の防災の必需品ベスト5を考えてみた!
防災・備蓄の記事を書いていますが、ふと気づいたんです。
防災について書いているけど、僕たち中高年って、体力も落ちるし、動きも緩慢になる。もしかしたら持病をもっている人もいるし、薬を欠かせない人もいる。
僕たち中高年特有の防災対策ってあるんでないか?と思ったんです。
今日は「中高年に必要な防災対策とは?中高年の防災の必需品ベスト5を考えてみた!」というタイトルで中高年に必要な防災対策ってなんだろうとうことを記事にしてみました。
参考になったら嬉しいです。
こんにちは、sibasaki sakuraです。人生後半からが本当の人生だ!というコンセプトで、いろいろなことに挑戦をし続けています。僕と同じように人生後半に突入した仲間たちを応援しています。
僕が考える中高年の防災対策は、中高年にとっての必需品を整理することです。きっとこの記事は、あなたの防災準備のお役に立てると思いますよ。
もくじ
中高年の防災の必需品ベスト5を考えてみた!
僕の考える中高年の防災の必需品ベスト5
- 常用薬・お薬手帳
- 老眼鏡
- 水
- 紙おむつ・携帯トイレ
- 紙(トイレットペーパー・ティッシュ)
一般的に必要とされる、ライトやスマホ、ラジオなどは当然必需品ですが、僕たち中高年になるとそれに加えて、命を守るための必需品が増えます。その中でもこの5つは特に災害時に必需品となると考えます。災害を経験した人たちの手記や記録を読んで抽出しました。
常用薬・お薬手帳
僕たちの年代になると何かしらの薬を常用する方が多くなります。もちろん僕も毎日飲まなければならない薬があります。
毎日おくすりをのまなければ命にかかわる人もいるかも知れませんよね。そのためにも、常用薬は本当に必需品です。お薬手帳があれば、薬が切れてもどこでも処方してもらえます。
薬が切れて、お薬手帳がなくても、服用中の薬袋があったので薬を処方してもらえたという報告もあります。災害時は、病院も被災しているので処方箋がないときもありますよね。
持病をもっている方は特に必需品です。
老眼鏡
字が読めないと情報が手に入らないですよね。やはりあると便利です。僕はいま遠近両用にしているので心配ないのですが、そうでなければ必ずあったほうがいいです。
あなたはまだ老眼鏡を必要としていませんか?それならこのリストからはずしてもいいでよ。
水
災害では、必ずと言っていいほど水の必要性がいわれます。でも、これが思っている以上に中高年には大事です。
昨年、北海道を襲った胆振東部地震で、被災した方の話の中にあったことです。
「一番困ったのは水だ」
その理由を聞くとなるほどと思いました。
僕たちは、中高年だ!ということが痛いほど分かります。回りくどいですね。要は体力がなくなっているということなんです。
避難場所まで遠くて歩いてくのが辛かった、というのもありましたが、水の場合は、給水所までの距離ですよね。空のポリタンクやペットボトルをもっていくのですが、帰りは満タンになった容器をまた、自宅まで運ばなければならないのです。これがもう大変だったということです。
東日本大震災や北海道胆振東部地震を経験した中高年の方たちは、ペットボトルをケースで5つ以上保管している人が増えたそうですよ。
トイレなどはお風呂の残り湯などを利用できますが、飲料水となるとそうはいきませんからね。
紙おむつ/携帯トイレ
これも、本当に役にだったとの声が多かった物の1つです。
トイレが使えなくなることも多いので、頻尿の方や失禁対策にも役に立ちます。また、万が一のときに安心ですしね。
災害時の不便だったことにトイレというのは以外に多いんですよね。
後ちょっと用途は違いますが、紙おむつは履くと温かいので防寒対策にもなるんだそうです。僕もこれはちょっと考えませんでしたが、なるほどと納得していしまいました。
紙
紙も実際に経験しないとわかりにくいかもしれませんが、避難所でも配布されませんし、限りがあります。災害時には何かと役に立つ紙類ですが、不足しがちなんだそうです。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、ウェットティッシュなどとにかく、紙は重宝します。水が使えないときなど、食器をふいたり、衛生面で紙があると安心ですよね。水がないと10倍近く紙を使うことになると言いますよ。
水もそうですが、紙も普段から多めにストックしておくと良いですね。とにかく予想よりも使います。
以上、僕が考える中高年の防災必需品ベスト5です。
基本は、僕たち中高年にとって災害時に不利になることは何かということを普段から考えておくことかもしれませんね。
中高年が今からできる防災対策は?
ここでは、僕たち中高年にとっての必需品ベスト5以外の防災対策につて書いていきます。
以前の記事でも、普段から使っているカバンを一次避難袋として活用したら良いよというお話をしたり、お買い物はローリングストックでというお話を書いてきました。
参考にしていただければ良いなと思いますので一度読んでみてくださいね。
被災者の方の声を読んでいるとこんなご意見がありました。
地震が起こったときはスーパーなどから物がなくなりましたが、家には食料を備蓄していたので、困ることはありませんでした。
普段からの備蓄が威力を発揮した例ですね。
地震の後はとにかく物を捨てました
被災した方の意見で以外に多かったのが、これなんです。
防災対策をするときには、台風や洪水が来たときのことを想定するよりも大地震が起きたときのことを想定して対策をしたほうが良いといわれています。
その一つに「家の中の防災」があります。これは家を安全な場所にするということです。
最初にも書きましたが、僕たち中高年はどうしても動きが緩慢になっています。そうすると家の中でも怪我をする危険が増えます。そういったリスクを減らすのがまずは家の中から物をなくすことなんです。
「地震のあとはとにかく物を捨てました」というのは実際に被災し、食器やパソコン、電子レンジ等々が落ちてきて危険な目にあった方の手記からとった言葉です。
加えて、窓ガラスにはガラス飛散防止フィルムを張ったり、蓄光テープを目印のために張っておくこともおすすめです。
まとめ
今日は、僕たちのような中高年にとっての防災って何が必要なんだろうという何気ない疑問から「中高年に必要な防災対策とは?中高年の防災の必需品ベスト5を考えてみた!」という記事を書きました。
中高年の必需品は年齢相応の準備が必要ということですね。特に次の5つは必需品です。
- 常用薬・お薬手帳
- 老眼鏡
- 水
- 紙おむつ・携帯トイレ
- 紙(トイレットペーパー・ティッシュ)
他の防災グッズとあわせて備えておくと命の安全に繋がります。ぜひ参考にしていただいて、自分にあった必需品の選択をして、災害に備えてください。
最後に被災者の方の声をもう一つ付け加えますね。
「今まで何もなかったから」と思うのが一番危険です。
ではまた。