知ってた? 災害備蓄の王様カップ麺は水で作れるって!
こんにちは。人生後半からが楽しい!をモットーに色々なことに挑戦をしているsibasaki sakuraです。
今日は、普段あなたの家にもきっとあるカップ麺が、災害備蓄の王様ですが、災害時にはそのカップ麺はなんと水でつくれんるんです。知ってましたか?
そんな実験をした記事を読んだのでお伝えしていきますね。参考に指定tだけると嬉しいです。
もくじ
はじめに
甲南女子大学/名誉教授
奥田先生は、東日本大震災のときに避難所でカップ麺が大ひんしゅくを買ったこと、5年後の熊本地震でも応援物資で60万色のカップ麺が届けられたけれど、不評だったということを気に留めて、考え続けたそうです。
東北震災では、カップめんを食べたあとの残った汁を処分するところがなく、避難所の人たちは、全部飲み干すように言われたそうです。お年寄りにはかなり辛いものだった様です。
熊本地震では、政府が60万色のカップ麺を届けましたが、このとき、熊本は、ガス、水道、電気の供給が止まっていました。
奥田先生は、その結果2つの実験をしました。これがすごい!本当に感心してしまいます。
1つ目の実験は、災害食「カップ麺を斬る」その1
自分でカップ麺を10個ほど買ってきて、表示を丁寧に読み、全て、自分で面も汁も全ぶ飲み干すという実験しました。
その結果わかったこととして、
一つ:たくさんの熱湯が必要なこと。
二つ:塩分が驚くほど多いこと。
奥田和子先生『災害食「カップ麺を斬る1」』より引用
を上げていました。
なんと塩分は、厚生労働省が示す、成人の1食分の塩分摂取量の約2~3倍だったということです。これを汁まで全部飲み干すのは、流石に高齢者でなくても辛いものはありますね。
そのうえで、奥田先生は、企業と消費者に向けて2つの提言をしています。
企業側には、次の資料をもとに、カップ麺を健康志向に作り変えること。
消費者に、自己防衛として、
・消費者は、カップ麺を買うときに、食塩相当量の表示をよく見ましょう。食塩相当量が多いものは買わない。
・しかし、ヒイキの商品の塩分が多い場合もありますよね。そんなときは、よく切れるハサミを使って、調味料が入った袋の3分の2をチョキンと切り落とします。
残りの3分の1をカップ内に入れて熱湯を注ぎます。えっ?! 「残りはどうしますか」? それぐらいはお考えくださいよ。捨てます。
奥田和子先生『災害食「カップ麺を斬る1」』より引用
2つ目の実験は、災害食「カップ麺を斬る」その2
手持ちの飲み物でカップラーメンが食べられるかという実験です。
これもすごいですよね。水やお湯がなくても、その他のお茶などの飲み物があればなんとかならないかという発想です。
色々な飲み物を入れて食べた時の結果をまとめたものが次の表です。なかなか興味深い結果が出ていて驚きました。
本当に面白く、驚きを持って読んだので、共有したいと思ったので記事にしてみました。
奥田和子先生が行った実験とその記事はこちらです。
災害食「カップ麺を斬る」その1
どのくらい塩分が入っているかご存じ?
災害食「カップ麺を斬る」その2
熱源と水が必要と思い込んでいませんか?
まとめ
実際に経験した方たちの声を真摯に聞いて、色々な対策を考えくれる奥田先生のような方がいるからこそ、安全で、安心な避難生活がだんだんとできていくようになるんだと改めて思いました。
ぜひ災害備蓄について考える切っ掛けにしていただければ嬉しいなと思います。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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